通販で買ったカレンダーのデザインにドキドキした子供の頃の思い出

日めくりイメージ

カレンダーといえば、日めくりや文字月表が当たり前だった時代がありました。
今では写真が入っていたりするのも珍しくありませんし、格言が入っていたりすることで毎日めくるのが楽しいものもあります。
通販で簡単に買えるものになったこともあり、好きなデザインのものも選ぶことができるでしょう。

しかし、そのころは何も楽しいものどころか、日めくりに至っては当番まで決められる苦痛の存在でしかありませんでした。
自営業の父が買っていたものですから、縁起重視でなにも楽しいこともなかったのです。

そんなカレンダーへの意識が変わったのは、雑誌の裏に乗っていた通販のカレンダーでした。
インターネット通販とは違い、情報はそこに載っているだけしかありません。

それでも有名デザイナーが作り出していくデザインのカレンダーは、とても魅力的に映ったのです。
ただし、価格も安いわけでもなく、一般的なものよりもはるかに高い値段でした。
子供のこずかいでは、簡単に手が出るものではなく、それこそ何か月も貯金しながら、どんなものなのか夢を見ながら待ち続けていったのです。

そんな思いの中で手に入れたカレンダーのデザインは、私には驚くほど美しく映りました。
美術館のようなところでしか見ることができないようなデザイナーの作品ですから、感無量の思いだったのです。

今ではそんなカレンダーも簡単に手に入れることができます。
ですが、感動が薄まったわけではありません。

今でも表紙を開けて、どんなデザインになっているのかを見る瞬間は、あの時と同じドキドキ感を味わうことができるのです。

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